初心者でもできる?ネットショップで中古品を売りたいので古物商許可証を取ってみました

私の自分のECサイト(固有のURLを持ったサイト)で古着を扱うために「古物許可証」を取得した時のことを少しまとめてみたいと思います。

読む前にお願いと注意


私自身が申請でやったことの流れをざっくり書きますが、法人と個人では必要な申請書類の内容が違います。これから本気で自分で申請を行いたい方は管轄である警察に問い合わせてから申請してください!またネット上で古物を取り扱う場合、事後申請となるためホームページを実際に開設してから届け出してください。(ホームページを作ってから2週間以内に変更届出(URL届出)が必要)御参考程度に宜しくお願いします。

実践した年 2016年

目次

古物許可証とは?

業として中古品を買い取ったり、それを売ったり転売する場合は古物商許可が必要です。インターネットオークション(例えばメルカリやヤフオク)などで個人などが業として中古品などを転売、売買しない場合はこれに該当しませんのでご注意ください。

個人的なネットオークションを利用した不良品処分などは、ほぼ該当しません。要はそれを営業所を構えたり自分でホームページを作って商売目的で活動するのであれば許可証が必要になります。微妙な方は必ず所轄の警察署に自分が該当するか質問してください。私も警察に質問してみました。仮に何かあっても知らなかったは通用しません!

古物商になるためには公安委員会の許可を受けなければなりません。その許可を受けるためには許可申請の申請書類を整えて、営業所を管轄する警察署(生活安全課)に提出する必要があります。

まず管轄の警察署に電話してみました
営業所の管轄の警察に電話して、自分の営業所がきちんとどこの警察署管轄なのか確認しましょう!管轄は自宅ではなく営業所なのでそこのところは注意です。警察の担当の方がとりあえず住所確認してくるはずです。

古物許可証取得までの流れ(手続き)

自分の管轄が確認できたら、管轄の警察署に行って担当の方に古物商の許可が欲しいことを伝えます。担当の方がどのような形で中古品を扱かっているのか質問してくるので、ネット上で展開しているのか、実店舗で取り扱うのか販売形態を伝えましょう。

私の場合はネットオークショとECサイトで展開していると伝えました。そうしたら、担当の方から必要な申請用紙の記入方法と公的証明書類の集め方など簡単な説明を受けて書類を受け取りました。

受けとった書類の中身は、一応これとこれを用意してくださいとか、「書類への記入の仕方」など古物商許可証を取るまでの流れを書いた説明書が入っていました。

私が用意した書類(個人用)

①古物商許可申請書
必要数2(正副)正副ともに押印が必要です。実際私の場合は1部のみ提出しました。

②略歴書(申請者のもの)直近5年以上の経歴を記載したもの。必要数1
こちらは自分の職歴などをそのまま記入します。

③誓約書(個人用)(申請者のもの)必要数1
署名と住所を記入の上印鑑を押してください。

④住民票の写し(申請者のもの)必要数1
本籍気記載のものを用意してください。近所の役所で簡単にもらえます。(外国人は国籍記載)

⑤身分証明書(申請者のもの)必要数1
本籍地の市町村役場が発行するものです(破産宣告・禁治産・準禁治産・後見登記の通知を受けてない旨の証明)免許証、パスポートなどのコピーではないので御注意を。

⑥登記されてないことの証明(申請者のもの)必要数1
東京法務局発行(青年被後見人・被補佐人に該当しない旨の証明・詳細は法務局にて確認)こちらは私はなんの書類なのか意味がわからなくて困惑したのですが(笑)私の場合は近くの法務局に直接行って確認しましたところ、担当の局員の方が丁寧に説明してくれたので難なく取得することができました。

⑦URLの使用権限を疎明する書類。
ホームページを利用し非対面取引をする場合のみ必要になります。

⑧手数料19,000円
手数料は申請書類を提出する時に支払います。

必要書類を集めるポイント

〈証明書類を集めるのは意外に簡単です〉
住民票の写しは取得された経験がある方が多いと思いますが、「身分証明書」と「登記されてことの証明書」は聞きなれない方が多いと思います。しかし何も知らない私でも取得できたので大丈夫です、取得できます。

身分証明書は本籍のある役所じゃないと取得できません。身分証明書は郵送で送ってもらえるはずなので本籍地が現住所よりも遠いところにある場合は、本籍地のある役所のホームページなどからご確認ください。

また同じく「登記されてないことの証明書」も法務局に行く時間がない場合は法務局のホームページなどから問い合わせて郵送してもらってください。

無事書類がそろったら管轄の警察署へ

必要書類を担当の方がチェックし問題がなければお金を払い申請受理、それから公安員会によって審査が行われます。

(通常許可申請に基づく許可(不許可)は40日前後の期間を要します)

その他注意点

役所の窓口や警察署に申請に行く場合は常に印鑑と身分が確認できる免許証などを持って行ってください。御自身のサインではなく、書類に印鑑を押すというのが非常に多いので常に携帯してください。また記入を間違いなどその場で書き直すためにも訂正印が必要になりますので印鑑は持参しておきましょう。

一つずつやれば初めてでも大丈夫です!

各役所の窓口などで問い合わせれば親切に説明してもらえるので安心してください、初心者の私でも1人で集めることができました。行政書士などに委託することも可能ですが自分でやれば色々経験になるので、古物商許可証を取得したい方はまずは自分の力で挑戦してみてください!

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