用語をちょっと深掘り!PSR(株価売上倍率)とは?

株式用語に詳しくなるために「PSR」について調べてみましたので、よかったら私の勉強にお付き合いください。

目次

PSR(株価売上倍率)とは?

PSRとはPriceto Sales Rationの略で、訳すと株価売上高倍率という意味。時価総額(株価×株式発行枚数)を年間の売上高で割ったものです。

PSR(株価売上倍率)=時価総額÷売上高

株価が割安か割高か判断するために使われる指標

PSR(株価売上倍率)は株価がその銘柄の株価が割安か割高かを判断するために使われる指標です。またPSRは新興企業の株価を判断する指標と利用されることが多いのも特徴です。

きっかけはITバブルとも

元来、株価売上倍率よりも株式分析に適しているのはPER(株価収益率)と言われていいました。しかし創業期のベンチャー企業のように純利益が赤字のケースはPERが使えないことがあります。

そこで、こういったケースに利用されるのがPSR(株価売上倍率)なのです。計算に利益を使わなくて済むので、新興企業の利益がなくとも株価が割高なのか割安なのかを分析するための数値が算出されるのです。

PSRの目安とは?

PSRから算出される数値の目安は一般的に0.5倍以下だと株価が割安で20倍を超えると割高と言われていまが、業種によって利益率に違いがあります。ですのでPSRの数値のみで銘柄を評価するのではなく、他の指標や情報も参考にして多角的に評価することが大切です。

PSRを同業他社と比較することで株価の相対的な評価ができます。

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