用語をちょっと深掘り!ROA(総資産利益率)とは?

株式投資をしてるとよく目にするROAですが、一体どんな意味があるのでしょうか?今回はROA、総資産利益率について調べて学んでみましたので、よかったら私の勉強にお付き合いください。

目次

ROA(総資産利益率)とは?

ROAとは総資産利益率(return on asset)の略語。総資産利益率ROAは、当期純損益を総資産で割った数値であらわされ、企業が効率的に利益を生んでいるかを判断される財務指標のひとつです。

ROA(総資産利益率)=当期純利益÷総資産(総資本)

5%が優良企業の目安

ROAは一般的に5%以上が優良企業の目安と言われています。ですのでROAが5%以上の企業は自己資産を利用して効率良く稼げているんじゃないかと予想できます。

5%は非常にザックリとした数字です!

ROAの目安は業種によって異なる

先に言った5%はあくまで企業全体の数値でありROAの目安は業種によって異なるので異業種間での比較には適していません。比較する場合は同じ企業のROAを時系列順に比較したり同業種の比較が適しています。

ROAが低い企業はダメなのか??

ROAが低いからと言って将来成長が見込めない悪い企業だとは言い切れません。新技術の開発や新事業への進出などに大きな資金投入をおこなった場合、一時的にROAは低くなることがあります。

しかし、それらの試みが成功し企業価値が上がった場合は利益も上がりROAの上昇するきっかけとなるかもしれませんので、数値だけでなく企業の動きをしっかりと見て判断することが重要となります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次